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高級食パン専門店の口コミを大調査【週刊MEOレポート】

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レポート概要

公開日時2022年08月05日
業種
飲食店
ジャンル
業界別調査レポート

「口コミって読むのが大変だなぁ...」と負担に感じたことはありませんか?

事実、口コミは上から順に読んでいっても、テーマも雑多で、ポジ・ネガ両方の口コミが入っているので、きちんと読んで示唆を出すには相応の訓練と習熟を必要とします。

しかし、口コミはお客様からの忖度のないフィードバックです。特に飲食店やテイクアウトは、消費者が訪れる前に口コミを確認し、利用後にも口コミを残す業態のひとつです。それ故に、口コミをきちんと確認して、対策を講じることはお店にとっても大きな意味を持つことが少なくありません。さらに、寄せられる口コミをつぶさに観察すると、ブランドやお店の意外な儲かりの秘密が見えてくることがあります。

口コミアカデミーを運営する株式会社movでは、口コミサイトを”もっと”売上に変える『口コミコム 』の分析機能を用いてレポートを作成しています。今回は高級食パン4ブランドに寄せられた口コミ(総数15,000件)をもとに、高級食パン専門店の繁盛の理由について徹底調査しました。 このレポートでは口コミを横断して分析することで見えてくる「新しい発見」をご提案します。レポートのサマリなどもこの記事の中で確認できるようにしていますが、レポートの詳細は資料請求してください。

今回の調査対象

今回は、高級食パン4ブランド全167店舗を対象に口コミを分析しました。

対象としたのは、 東京、大阪、福岡、北海道の4都道府県の全店舗です。各ブランドの店舗数は

  • 乃が美(62店舗)

  • 一本堂(48店舗)

  • 銀座に志かわ(40店舗)

  • 嵜本(17店舗)

口コミ総数15,000件超です。

高級食パン4ブランドの口コミを分析

高級食パン業界では口コミが2016年から増加傾向で、2019年に過去最高の3,978件を記録しました。2020年以降は緩やかに減少しており、2022年には2,800件の口コミ投稿が予想され、高級食パンブランドへの口コミはピークアウトしたと言えます。しかし、このゆるやかな減少はピークが過ぎたことを表す一方で、高級食パンがカルチャーとして定着したとも言えます。

サイト別口コミ投稿件数の変化

高級食パン4ブランドに寄せられた口コミをサイト別に比較すると、2018年を機に口コミのメイン投稿先は食べログからGoogleマップに変わっています。2018年~2021年までその傾向は続くものの、2022年6月末時点ではYahoo! MAPとGoogleマップへの投稿件数が同じで合わせて80%以上を占めています。このことから、両サイトが口コミのメイン投稿先と言えそうです。

他にも、1店舗あたりの口コミ投稿件数の多いブランド、高級食パン専門店が獲得すべき評価平均点などについても詳細なレポートには整理しております。是非、ダウンロードしてご確認ください。

口コミコムを利用した分析例(QSCA分析)

口コミコム を利用すると、Googleマップや食べログなどに投稿されるすべての口コミを自動でAI解析できます。店舗評価に必要なQSCA(Q:品質、S:サービス、C:清潔さ、A:雰囲気)に関する口コミを抽出し、それらの口コミがポジティブなのかネガティブなのか、文脈から判定し自動でスコアリングしています。

それらのAI解析を用いた分析例として「乃が美」のQSCA・頻出ポジネガキーワードを確認しました。

詳細なレポートでは各ブランド間の比較、乃が美以外のブランドについてのQSCAとポジネガキーワードをご確認いただけます。是非、ダウンロードして詳細をご確認下さい。

各ブランドを共通キーワードで分析すると、、、

同じ業界を横串で比較する場合、各社共通して使われているキーワードを分析すると違いが見えてきます。高級食パン4ブランドに寄せられるお客様の声を詳細に見ていきましょう。

「製品」「素材」に関する口コミをキーワード別に比較しました。食パンをメインに取り扱う、乃が美・銀座に志かわでは「甘み」というワードが口コミで多く言及されポジティブ率も高いです。 「酵母」「発酵」に関する言及は4ブランド共に全体と比較して少なく重要視されていないと言えそうです。

その他、用途やサービスについての口コミを横串で比較した「戦略キーワード分析」については、詳細レポートをダウンロードしてご確認下さい。

レポート概要

公開日時2022年08月05日
業種
飲食店
ジャンル
業界別調査レポート