MEO・口コミマーケまとめ 【2022年4月版】
レポート概要
公開日時 | 2022年5月27日 |
---|---|
業種 | 飲食店 小売 宿泊 娯楽 サービス 医療 美容 |
ジャンル | ローカルSEO(MEO)・口コミレポート |
GoogleマップやGoogleビジネスプロフィールなど、MEOに関連するサービスは常にアップデートが続けられています。
MEO(Map Engine Optimization)は、主に「Googleビジネスプロフィール」を用いてGoogleマップ・Google検索上の店舗情報の露出回数を増やしたり、来店行動につなげたりすることで、「Google経由の集客を最大化」させる施策を指します。
本記事では、MEOに関わるサービス「Googleマップ」「Googleビジネスプロフィール」を中心に、口コミマーケティング(口コミを活用した集客)のノウハウや、地図アプリ・口コミサイトの更新情報など、MEO・口コミマーケティングに役立つ最新ニュースをまとめた「MEO・口コミマーケまとめ【2022年4月版】」のダイジェスト版をお届けします。
目次
Googleビジネスプロフィールアップデート
ここでは、4月のGoogleビジネスプロフィールの最新情報をお届けします。
1. ビジネス情報をマップからも編集可能に
Googleマイビジネスアプリが今年中にサービスを終了することが明らかになっています。このアプリの代替手段として、ビジネス情報をGoogleマップからも編集できるようになることがわかりました。
マップ上に示されるビジネスのアイコンをクリックし、続いて「ビジネスプロフィール」、「ビジネスプロフィールを編集」の順にタップすることで、プロフィールを編集可能です。
アプリが終了しても、これまで通りスムーズにビジネスプロフィールを管理できるでしょう。
<参照> Twitterより:Google Small Business @GoogleSmallBizの投稿
2. ローカル検索順位を改善する方法に「商品登録」が追加
ローカル検索結果のランキングを改善する方法として、Google公式では「営業時間の情報を正確に保つ」「口コミの管理をおこなう」などの項目を挙げています。 今回、改善順位の方法として、新たに「店舗の商品を追加する」が加わりました。
販売中の商品をビジネスプロフィールに追加することで、ローカル検索をするユーザーに商品をPRできるほか、ビジネス情報の充実度が高まればより上位に表示されやすくなるでしょう。
<参照> Googleビジネスプロフィールヘルプ:Google のローカル検索結果のランキングを改善する方法 Twitterより:今井ひろこ/Hiroko Imai @コムサポートオフィスさん @Imai_Hirokoの投稿
トレンドに合わせたアップデート:SDGs、ワクチン等
ここでは、SDGsやワクチンなど、今ホットな話題に関連するMEOニュースを抜粋してご紹介します。
1. ビジネスプロフィールの属性にリサイクル対応が追加
ビジネスプロフィールの属性に新たに「リサイクル対応」が追加されました。 「バッテリー」「ビニール袋」「衣料品」など、オーナーは項目ごとにリサイクル対応の有無を選択できるようになっています。
なお、リサイクル対応を登録した項目に関しては、ビジネスプロフィールの「詳細」欄に表示されます。環境に配慮している店舗であることをユーザーにアピールでき、イメージアップにつなげられるでしょう。
<参照> 海外SEO情報ブログ:SDGsなビジネスはGoogleビジネスプロフィールでリサイクル対応を設定しよう
2.GoogleマップとNavagisが連携、ワクチン接種情報を提供
GoogleマップとNavagisが連携し、ワクチン接種会場に関するより詳細なデータを提供するとのことです。データには接種会場の受付時間や接種資格、交通手段などが含まれ、ワクチンに関する情報収集がより便利になりそうです。ワクチンのスムーズな接種を後押しすることになるでしょう。 <参照> Twitterより:Google Cloud Japan @googlecloud_jpの投稿
Googleビジネスプロフィールに関する「よくある質問」2選
Googleビジネスプロフィールのヘルプコミュニティに投稿された質問の中で、注目したい質問と回答の内容を抜粋して解説します。
質問1:「地名」+「ホテル」で検索してもマップに表示されない
Googleマップで自分のホテルをローカル検索にかけたが表示されないのはなぜか、という質問です。
回答としては、Googleマップの順位を反映するまでに時間がかかっていることが考えられます。しばらく待って様子を見ましょう。また、公式サイトの施設名とビジネスプロフィールの施設名に表記の揺れがないかなども併せて確認するとよいかもしれません。
<参照> Googleビジネスプロフィールヘルプ:店舗(ホテル)が「地名」+「ホテル」のワード検索時マップに表示されない
質問2:非店舗型ビジネスにおける「サービス提供地域」の設定範囲は
非店舗型ビジネスの場合、サービス提供地域をどの範囲まで設定すべきか、という質問です。回答としては、ビジネス拠点に比較的近い地域を複数設定してもよいでしょう。
Googleビジネスプロフィールヘルプでは、「サービス提供地域は最大20か所まで設定できる」「ビジネス拠点から車で2時間程度の範囲に収めるようにする」との記述があります。
<参照> Googleビジネスプロフィールヘルプ:結婚相談所を運営しています。レンタルオフィスがありますが自社で借りている区画はなく共有スペースのみの利用ため住所の表示はできずサービス提供地域を指定する必要があるため、地域の範囲についての質問です