大手家具3ブランドの口コミ分析【週刊MEOレポート】
レポート概要
公開日時 | 2022年9月26日 |
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業種 | 小売 |
ジャンル | 業界別調査レポート |
今回はIKEA・ニトリ・無印良品の超大型店舗各ブランド12店舗ずつ合計36店舗に寄せられた約32,800件の口コミを調査し、大手家具3ブランドの比較検証を行いました。
このレポートから
今年の10月からYahoo! MAPへの口コミ投稿が急増しており、Googleマップに加え、Yahoo! MAPへの対応が必要なこと
IKEAは他の2ブランドと比べて「レジャー」要素が強いこと
各ブランドの「レジ」「スタッフ」に関するポジ率・ネガ率に違いがあること
がわかりました。
この週刊MEOレポートでは口コミを横断して分析することで見えてくる「新しい発見」をご提案します。レポートの詳細は資料請求してください。
目次
今回の調査対象
対象としたのは、
IKEA 12店舗
ニトリ 12店舗
無印良品 12店舗
合計36店舗です。
口コミ総数は32,800件となっています。
※対象店舗は各ブランドの超大型店舗で、1店舗当たり最大1000件の口コミを取得しています。
サイト別口コミ投稿件数の変化(全体)
直近一年の大手家具ブランドに寄せられる口コミの投稿先は、ややGoogleマップの割合が多くを占めます。今年の10月からYahoo! MAPへの投稿が急増しており、このことからGoogleマップ・Yahoo! MAPへの対応が必要と言えます。
サイト別口コミ投稿件数の変化(ブランド別)
直近一年(2021年9月~2022年8月)の大手家具ブランドに寄せられる各ブランドの口コミの投稿先を見てみると、どのブランドもYahoo! MAPへの投稿が増えています。これはLINE PLACEとの連携によるものと考えられ、今後のYahoo! MAPの口コミ増加についても注視していく必要があります。
ブランド別口コミ投稿件数の変化
直近一年の調査対象の店舗に寄せられる口コミの新規投稿件数は、5月と7月を除いて1,500件ほどの水準で推移しています。5月・7月といった大型連休がある月は、口コミが多く寄せられる傾向があります。
口コミコムを利用した分析例(QSCA分析)
口コミコム を利用すると、Googleマップや食べログなどに投稿されるすべての口コミを自動でAI解析できます。店舗評価に必要なQSCA(Q:品質、S:サービス、C:清潔さ、A:雰囲気)に関する口コミを抽出し、それらの口コミがポジティブなのかネガティブなのか、文脈から判定し自動でスコアリングしています。
それらのAI解析を用いた分析例として「IKEA」のQSCA・頻出ポジネガキーワードを確認しました。
詳細なレポートでは各ブランド間の比較、無印良品とニトリについてのQSCAとポジネガキーワードをご確認いただけます。是非、ダウンロードして詳細をご確認下さい。
IKEAは「おでかけスポット」として利用されている【キーワード別分析】
同じ業界を横串で比較する場合、各社共通して使われているキーワードを分析すると違いが見えてきます。大手家具3ブランドに寄せられるお客様の声を詳細に見ていきましょう。
IKEAに寄せられる口コミの「家族」「子供」「休日」「友達」といったキーワードの言及率が高くなっていました。個々の口コミを見ていくと、単に買い物を済ませる場所というよりショッピングモールのように、休日にショッピングや食事を楽しむ場所として利用されていることがわかります。
また、IKEA、ニトリについては「在庫切れ」に関する口コミも多くなっており、ここを改善することでさらに顧客満足度が高くなる可能性があるでしょう。
その他、各ブランドの「レジ」「スタッフ」に関するポジ率・ネガ率に違いがあることなどもキーワード分析でわかっています。
詳細はレポートをダウンロードして是非ご確認ください。