大手コンビニ4ブランドの口コミを大調査【週刊MEOレポート】
レポート概要
公開日時 | 2022年7月26日 |
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業種 | 小売 |
ジャンル | 業界別調査レポート |
「口コミって集客に本当に効果あるの?」
疑問に思ったことはありませんか? 事実、消費者の90%以上が、訪れる場所をインターネットで検索した際に口コミを読んでいると回答しています。スーパーマーケットやコンビニエンスストアなど、どこでも同じ商品が売っている業態のビジネスであっても、口コミは有効なマーケティング手法のひとつです。
口コミアカデミーを運営する株式会社movでは、口コミサイトを”もっと”売上に変える『口コミコム 』の分析機能を用いてレポートを作成しています。今回はコンビニエンスストア4ブランド(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ナチュラルローソン)に寄せられた口コミ(総数4,215件)をもとに、ブランド間で差異はあるのかを徹底調査しました。
このレポートでは口コミを横断して分析することで見えてくる「新しい発見」をご提案します。レポートのサマリなどもこの記事の中で確認できるようにしていますが、レポートの詳細は「レポートをダウンロードする(無料)」よりダウンロードしてご確認ください。
目次
今回の調査対象
今回は、コンビニエンスストア4ブランド各48店舗全192店舗(口コミ総4,215件)を対象に口コミを分析しました。
コンビニエンスストア業界の口コミを分析
コンビニエンスストア業界では口コミが2016年以降一貫して増加傾向です。2021年には新規口コミ数が1,444件と過去最高を記録しました。2022年6月末時点では調査対象の192店舗で約600件の新規口コミ投稿に留まっておりますが、2022年も一定数の口コミが投稿されると予想されます。
1店舗当たりの口コミ投稿件数
1店舗当たりの口コミ投稿件数を調査した結果、各ブランド10件未満と他業界と比較して口コミ数は少なく、ブランド間でも有意な差はありませんでした。コモディティを取り扱う小売店では、どのブランドも口コミが入りづらいと言えそうです。口コミの投稿件数が少ない場合、一部の低評価の口コミに引っ張られやすくなります。その意味でも、コンビニ業界はもっと口コミ投稿件数を増やす必要があると言えます。 サマリ資料では全体を表示しておりませんので、詳細を確認したい場合は、「レポートをダウンロードする(無料)」からお進みください。
ブランド別の強みや頻出キーワードを見てみると…
口コミコム を利用すると、GoogleマップやYahoo!マップなどに投稿されるすべての口コミを自動でAI解析できます。店舗評価に必要なQSCA(Q:品質、S:サービス、C:清潔さ、A:雰囲気)に関する口コミを抽出し、それらの口コミがポジティブなのかネガティブなのか、文脈から判定し自動でスコアリングしています。
それらのAI解析を用いて、各ブランドを見てみると、、、
など、各社で違いが見られます。サマリ資料では全体を表示しておりませんので、詳細を確認したい場合は、「レポートをダウンロードする(無料)」からお進みください。
各ブランドを共通キーワードで分析すると、、、
同じ業界を横串で比較する場合、各社共通して使われているキーワードを分析すると違いが見えてきます。コンビニエンスストア4ブランドがそれぞれどのような評価をうけているのでしょうか?口コミの全体的な傾向を見ていきましょう。
コモディティを取り扱うコンビニエンスストアの口コミの中を見てみると、商品に関する口コミは少ない中、健康志向型のナチュラルローソンに口コミが集まっています。商品というジャンルでは、ナチュラルローソンの「健康志向商品」がコンビニエンスストアの中でも人気と言えるでしょう。
レポートをダウンロード頂くと、より詳細な分析内容をご確認いただけます。今回のレポートがコンビニエンスストアを営む皆さまの、ヒントになれば幸いです。