
ベトナムフォーチェーン2ブランドの口コミを徹底分析!評価・言語別分析から見る2ブランドの特徴とは?
レポート概要
公開日時 | 2025年4月21日 |
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業種 | 飲食店 |
ジャンル | 業界別調査レポート |
今回は、ベトナムフォーチェーン2ブランド(コムフォー/フォーティン トーキョー)に寄せられた口コミを調査しました。
業界動向の把握や自店舗の口コミ対策に、ぜひ本レポートをご活用ください。
目次
本調査の見どころ
1店舗あたりの口コミ数、平均評価ともに「フォーティン トーキョー」が「コムフォー」を上回る結果に
平均評価が高い「フォーティン トーキョー」では★4・★5の高評価層の口コミが多い
「フォーティン トーキョー」では外国語口コミ比率が「コムフォー」の約2倍に
「フォーティン トーキョー」の外国語口コミは「ベトナム語」が過半数を占めている
調査対象
本調査は、ベトナムフォーチェーン2ブランドに寄せられた口コミ626件を対象に行いました。
コムフォー(シマダハウス株式会社):5店舗
フォーティン トーキョー(株式会社プレイフォー):5店舗
(※調査対象の店舗はランダムに選出)
調査結果
ここからは、調査結果の一部を抜粋してお伝えします。
1店舗あたりの口コミ数・平均評価ともに「フォーティン トーキョー」が「コムフォー」を上回る結果に
こちらの散布図では、調査対象2ブランドの「1店舗あたりの口コミ数」「平均評価(★の数)」を算出しています。「コムフォー」の1店舗あたりの口コミ数は14.6件で、平均評価は★2.68でした。対して「フォーティン トーキョー」の1店舗あたりの口コミ数は110.6件で、平均評価は★4.13と、いずれもコムフォーを上回る結果となりました。
「フォーティン トーキョー」の外国語口コミは「ベトナム語」が過半数を占めている
こちらのグラフでは、調査対象2ブランドの「外国語口コミの言語割合」を算出しています。「フォーティン トーキョー」の外国語口コミは「ベトナム語」が51.8%と過半数を占めており、ベトナムのユーザーからの支持が強いことがうかがえます。
「フォーティン トーキョー」の口コミに多く寄せられたキーワードでランキングを作成
こちらの表では、「フォーティン トーキョー」の口コミにおける、キーワードの「使用回数」「ポジティブな文脈で使用されている割合(ポジティブ率)」を算出し、「使用回数」「ポジティブ率」「ネガティブ率」ごとにランキング形式で分析しています。
< 使用回数が多いキーワード「スープ」はこんな文脈で使用されています >
・「牛肉の旨みを感じることができる、あっさりとしたスープが良い」
・「スープの旨味など、唯一無二の優しい味だった」
< ポジティブ率が高いキーワード「ネギ」はこんな文脈で使用されています >
・「ネギ、パクチーがたっぷり入っているのが嬉しい」
・「シャキシャキのネギがいいアクセントになっている」
< ネガティブ率が高いキーワード「残念」はこんな文脈で使用されています >
・「ハノイにある本場のお店に比べてコクが少ないように感じ、残念だった」
・「食べ始めの時点で麺が伸びていて残念」
キーワード「パクチー」のポジティブ率は2ブランド間で差が見られた
こちらの表では、調査対象2ブランドにおける、「料理」に関連するキーワードに焦点を当て、各キーワードの「1店舗あたりの使用回数」「ポジティブな文脈で使用されている割合」の違いを調査しています。
< キーワード:パクチー >
キーワード「パクチー」のポジティブ率は2ブランド間で明確な差が見られました。「コムフォー」では「パクチーの量が少ない」「パクチー抜きでも匂いが残る」といった、好みが分かれる食材ならではのネガティブな反応が見られました。
< キーワード:大盛り >
2ブランドともに「大盛り」のポジティブ率が他のキーワードと比較して低くなっています。実際の口コミでは、大盛りの量と値段のバランスに不満を感じる声が多く見られました。
レポートでは他にも、キーワード「店内」「オペレーション」「接客」「シチュエーション」について分析しています。ぜひダウンロードしてご確認ください。
本レポートに関するお問い合わせ:kcom_report_request@mov.am
調査の概要
口コミ分析対象期間:2024年5月1日〜2025年3月31日
対象サイト:Googleマップ
口コミ取得数:626件