
【万博まであと1か月】インバウンド需要は?JNTOの方針は? ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年3月前編】
レポート概要
公開日時 | 2025年3月14日 |
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業種 | 飲食店 小売 宿泊 娯楽 サービス 医療 美容 |
ジャンル | インバウンドまとめ |
本レポートでは、主に2025年3月前半の「インバウンドに関する最新トレンド・データ」や、「政府・自治体・企業などのインバウンド関連の取り組み」など、インバウンド対策に役立つニュースをまとめてお届けします。
※ 各トピックの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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ここに注目!インバウンド関連データ
知っておきたい!インバウンドニュース
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知っておきたい!インバウンドニュース
「EXPO 2025 大阪・関西万博」まで1か月。
日本政府観光局(JNTO)は、万博を契機としてどのような誘客施策を実施するのか。市場横断プロモーション部の藤内大輔部長に話を聞きました。
4月以降の万博期間での誘客について、「関西地域に限らず、全国への周遊を促進するべく活動しています」と述べ、全国の皆さんに関心を持ってほしいとした上で、「万博公式サイトでの体験商品販売など、この機会を活かして取り組んでいただきたいです」などと期待を寄せました。
<関連記事>訪日ラボ:万博開催を契機とした誘客戦略を、JNTO市場横断プロモーション部長に聞く
中国のマーケティング・ソリューション会社であるドラゴン トレイル インターナショナルは1月、中国の465の旅行代理店を対象とした旅行市場に関する調査結果を公表。
レポートによると、コロナ後に回復途上であった中国旅行市場について、旅行代理店の66%は「2025年末までに回復する」と予想していることが分かりました。
また、旅行代理店の多くが中国の経済動向や消費について楽観的な認識を示しています。特に、今後の中国旅行市場が回復していく上での重要項目の一つとして、シニア世代の旅行需要の急速な成長を挙げています。
<関連記事>訪日ラボ:中国人の海外旅行、2025年末に完全回復へ?中国企業のレポートから最新事情を解説
ここに注目!インバウンド関連データ
観光庁は2月28日、宿泊旅行統計調査(2024年12月・第2次速報、2025年1月・第1次速報、2024年年間速報)を公表しました。
1月の延べ宿泊者数は全体で5,004万人泊、外国人延べ宿泊者数は1,518万人泊でした。外国人宿泊者数は前月から23万人減少しました。
また、2024年12月の国籍別延べ宿泊者数では、11月に引き続き中国が1位で、前年同月比で77.0%増となっています。
そして、2024年年間の訪日外国人延べ宿泊者数は1億6,360万人泊で、2019年から4,794万人増加し、過去最高を記録しました。国籍別宿泊者数では中国が1位でした。
<関連記事>訪日ラボ:2024年宿泊者数、中国が1位に 1月外国人宿泊数は1,518万
成田国際空港株式会社は2月27日、成田空港の2025年1月の運用状況を発表しました。
1月の国際線旅客数は301万人(2019年比101%)で、1月として2番目に高い水準となりました。
そのうち外国人旅客数は215万人(同145%)と、前月に続き、開港以来の最高値を更新。一方、日本人旅客数は62万人で、前年比116%となったものの、2019年比では56%と、回復の遅れが見られました。
また、国際線と国内線を合わせた1月の総旅客数は362万人(2019年比101%)で、5年ぶりに2019年の実績を上回る水準となりました。こちらも、1月としては2020年に次ぐ2番目の数値です。なお国内線旅客数は、60万人(同101%)でした。
航空機発着回数は、国際線と国内線を合わせて2万1,113回(2019年比97%)で、コロナ禍前とほぼ同水準になっています。このうち国際線旅客便の発着回数は1万4,425回(同95%)で、春節により、中国路線などが好調となったことが追い風になりました。
<関連記事>訪日ラボ:成田空港、1月の国際線外国人旅客数が過去最高 2か月連続で
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