中国、タイの2025年祝日発表 ほか:インバウンド情報まとめ【2024年11月後編】
レポート概要
公開日時 | 2024年11月29日 |
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業種 | 飲食店 小売 宿泊 娯楽 サービス 医療 美容 |
ジャンル | インバウンドまとめ |
本レポートでは、主に2024年11月後半の「インバウンドに関する最新トレンド・データ」や、「政府・自治体・企業などのインバウンド関連の取り組み」など、インバウンド対策に役立つニュースをまとめてお届けします。
※ 各トピックの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
この資料でこんなことが分かります
知っておきたい!インバウンドニュース
ここに注目!インバウンド関連データ
訪日ラボおすすめ記事・レポート
ここからはレポートのダイジェストをお届けします。
知っておきたい!インバウンドニュース
観光庁の秡川 直也(はらいかわ なおや)長官が11月20日、定例会見を行いました。
秡川長官は訪日客数の推移について「順調」だとした上で、「例年9月からは夏季休暇が終わり(訪日客数が)落ち着く傾向にあるが、10月後半から紅葉のシーズンもあって増えたのだろう」としました。
アウトバウンド(日本人の海外旅行)については伸び悩みが続いている中、国家間関係や航空路線の維持という視点でのアウトバウンドの重要性に言及し、引き続き施策を実施していくと述べました。
<関連記事>
訪日ラボ:観光庁長官 定例会見 11月
中国国務院は11月12日、2025年の祝休日日程を発表しました。
発表によると、2025年の中国の祝休日日程は以下の通りです。
元旦:1月1日
春節:1月28日〜2月4日
清明節:4月4日〜6日
労働節:5月1日〜5日
端午節:5月31日〜6月2日
国慶節・中秋節:10月1日〜10月8日
今年の大型連休は春節・国慶節の8日間が最大です。2024年の国慶節は7日間でしたが、2025年は中秋節と重なって、1日長くなっています。
また、中国国務院は同日、祝休日規則の改定も公表しました。旧暦の除夕(大晦日)、つまり春節連休の前日は、これまで「休暇取得などの制度の導入を奨励」するにとどめていましたが、2025年から正式に祝休日として設定されることになりました。2025年の春節連休初日の1月28日は除夕(大晦日)で、これを合わせて8連休となっています。
<参照>
訪日ラボ:中国、2025年の祝休日を発表 「春節・国慶節」の日程は?
なお、レポートではタイの祝日についても紹介しています。
中国やタイに向けた訪日プロモーションなどを実施されている方は、ぜひチェックしてみてください。
株式会社松屋は、免税購入機能を備えたデジタルプラットフォーム 「matsuyaginza.com」の展開を開始すると発表しました。
本サービスを活用することで、松屋銀座にショップを構えるブランドから店頭にないブランドまで世界中からアクセスが可能となり、商品を確保した上でスピーディーに買い物できるようになります。
また、訪日外国人向けの免税購入にも対応しており、手続きまで一貫して行うため、購入後に免税カウンターに並ぶ必要もありません。対応言語は英語と中国語の2種類です。
株式会社松屋は、本サービス開始の理由として、松屋銀座店における免税売上の増加を挙げています。
2024年上半期の松屋銀座店の免税売上は314億円(前年比125%)で過去最高を記録したことから、本サービスを通し、訪日外国人のID化促進とリピーター増を目指すとしています。
<参照>
株式会社松屋 プレスリリース:リアルとデジタルを融合し世界中で松屋銀座の買い物体験を matsuyaginza.com始動
ここに注目!インバウンド関連データ
日本政府観光局(JNTO)は11月20日、2024年10月の訪日外客数推計値を発表しました。
10月の訪日外客数は331万2,000人で、2024年7月(329万2,602人)を上回り、単月過去最高を記録。2019年同月比は32.7%増と、9か月連続で2019年同月を超えました。
また1〜10月の累計は3,019万2,600人で過去最速で3,000万人を突破し、2019年の年間訪日外客数(3,188万2,049人)に迫っています。
国別では韓国が73万2,100人(2019年同月比271.1%増)で、前月から引き続き1位となっています。
<関連記事>
訪日ラボ:10月の訪日外客数、単月過去最高の331万人 累計3,000万人突破
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その他にも、レポートでは
1. ここに注目!インバウンド関連データ
2. 知っておきたい!インバウンドニュース
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