【しんぱち食堂 / おぼんdeごはん / 恵比寿 土鍋炊ごはん なかよし】定食を提供する人気和食チェーン3ブランド5,000件の口コミからユーザーの満足度を徹底調査!
レポート概要
公開日時 | 2024年8月22日 |
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業種 | 飲食店 |
ジャンル | 業界別調査レポート |
今回は、定食を提供する人気和食チェーン3ブランドに寄せられた約5,000件の口コミを分析しました。
業界動向の把握や自店舗の口コミ対策に、ぜひ本レポートをご活用ください。
目次
本調査の見どころ
「平均評価(★の数)」「1店舗あたりの口コミ数」ともにもっとも高い(多い)ブランドは「しんぱち食堂」
3ブランドともに日本語口コミ評価よりも外国語口コミ評価の方が高い
「外国語口コミ比率」がもっとも高いブランドは「しんぱち食堂」
3ブランドともに外国語口コミでもっとも使用されている言語は「英語」
調査対象
本調査は、以下の和食チェーン3ブランドに寄せられた5,447件の口コミを対象に行いました。
しんぱち食堂(株式会社越後屋):45店舗
おぼんdeごはん(株式会社ビー・ワイ・オー):41店舗
恵比寿 土鍋炊ごはん なかよし(株式会社 四季の台所):11店舗
(※調査対象の店舗はランダムに選出)
調査結果
ここからは、調査結果の一部を抜粋してお伝えします。
「平均評価(★の数)」「1店舗あたりの口コミ数」ともにもっとも高い(多い)ブランドは「しんぱち食堂」
こちらの散布図では、調査対象3ブランドの「平均評価(★の数)」「1店舗あたりの口コミ数」を算出しています。「しんぱち食堂」の1店舗あたりの口コミ数は86.6件、平均評価は★3.80と、どちらも3ブランドのなかでもっとも高い(多い)スコアとなっています。
3ブランドともに外国語口コミでもっとも使用されている言語は「英語」
こちらのグラフでは、調査対象3ブランドの「外国語口コミの言語割合」を算出しました。3ブランドともに外国語口コミでもっとも使用されている言語は「英語」でした。「しんぱち食堂」では他2ブランドよりも使用されている言語の種類が多くなっています。
3ブランドの口コミにおける頻出キーワードを調査
こちらの表では、3ブランドそれぞれの口コミで使用回数が多いキーワードをランキング化し、そのキーワードがポジティブな文脈で使用されている割合(ポジティブ率)を算出しています。
< しんぱち食堂 >
手軽にリーズナブルな価格で焼き魚の定食を食べられることに満足する口コミが多く見られました。「炭火」にポジティブな口コミが多く寄せられている点は他2ブランドとの差別化ポイントであるといえます。
< おぼんdeごはん >
キーワード「味噌」「定食」「ひじき」のポジティブ率が特に高くなっています。「味噌(汁)」「ひじき(ご飯)」ともにおかわりが無料であることに満足する声が多く見られました。
< 恵比寿 土鍋炊ごはん なかよし >
キーワード「土鍋」と「定食」のポジティブ率の高さが他2ブランドとの差別化ポイントとなっています。土鍋で炊かれたごはんを含む定食メニューに満足する口コミが多く見られました。
キーワード「提供」「時間」は3ブランド間で大きな差がみられた
こちらの表では、「接客」「店内」「シチュエーション」「オペレーション」に関連するキーワードに焦点を当て、各キーワードの「1店舗あたりの使用回数」「ポジティブ率」の違いを調査しています。
< カテゴリ:シチュエーション >
「しんぱち食堂」では「朝食」、「恵比寿 土鍋炊ごはん なかよし」では「ランチ」の使用回数が多く、かつポジティブ率が高くなっており、それぞれのブランドが得意とする時間帯であるといえます。
< カテゴリ:オペレーション >
キーワード「提供」「時間」に注目してみると、「しんぱち食堂」「おぼんdeごはん」ではポジティブ率が低くなっているのに対して、「恵比寿 土鍋炊ごはん なかよし」では85%超えの高スコアと、他2ブランドに差をつけています。実際の口コミを見てみると、「提供スピードの速さ」「回転が早いことによる待ち時間の短さ」を評価する声が多く見られました。
それぞれのキーワードにおいて、「何が」「どのように」ユーザーの不満となっているかをさらに詳しく分析することで、顧客満足度の向上のヒントが得られます。詳細な分析を希望される場合は、弊社までお問合せください。
本レポートに関するお問い合わせ:kcom_report_request@mov.am
調査の概要
口コミ分析対象期間:2023年9月1日 〜 2024年7月31日
対象サイト:Googleマップ
口コミ取得数:5,447件