群雄割拠の焼肉業界、口コミの評価が高いブランドはどこ?焼肉チェーン10ブランドの口コミ4.4万件を徹底分析!
レポート概要
公開日時 | 2024年8月10日 |
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業種 | 飲食店 |
ジャンル | 業界別調査レポート |
今回は、大手焼肉チェーン10ブランドに寄せられた約44,847件の口コミを分析しました。
業界動向の把握や自店舗の口コミ対策に、ぜひ本レポートをご活用ください。
目次
本調査の見どころ
もっとも平均評価が高いブランドは「叙々苑」、もっとも1店舗あたりの口コミ数が多いブランドは「ときわ亭」
もっとも外国語口コミ比率が高いブランドは「叙々苑」、次いで「牛繁」
多くのブランドに共通してキーワード「テーブル」のポジティブ率が低くなっている
キーワード「タン」「ご飯」「ドリンク」のポジティブ率はブランド間の差が大きい
調査対象
本調査は、以下の大手焼肉チェーン10ブランドに寄せられた44,847件の口コミを対象に行いました。
牛角(株式会社レインズインターナショナル)
七輪焼肉 安安(株式会社富士達)
牛繁(株式会社牛繁ドリームシステム)
ときわ亭(GOSSO株式会社)
あみやき亭(株式会社スエヒロレストランシステム)
焼肉ライク(株式会社焼肉ライク)
ワンカルビ(株式会社ワン・ダイニング)
熟成焼肉いちばん(株式会社 TAG-1)
叙々苑(株式会社叙々苑)
情熱ホルモン(五苑マルシン株式会社)
調査結果
ここからは、調査結果の一部を抜粋してお伝えします。
もっとも平均評価が高いブランドは「叙々苑」、もっとも1店舗あたりの口コミ数が多いブランドは「ときわ亭」
こちらの散布図では、直近11ヶ月における、調査対象10ブランドの「平均評価(★の数)」「1店舗あたりの口コミ数」を算出しています。もっとも平均評価が高いブランドは「叙々苑」で★4.36、もっとも1店舗あたりの口コミ数が多いブランドは「ときわ亭」で68.6件となっています。
もっとも外国語口コミ比率が高いブランドは「叙々苑」、次いで「牛繁」
こちらのグラフでは、直近11ヶ月における、調査対象10ブランドの「外国語口コミ比率」を算出しています。もっとも外国語口コミ比率が高いブランドは「叙々苑」で43.76%、次いで「牛繁」の22.00%となっています。
多くのブランドに共通してキーワード「テーブル」のポジティブ率が低い
こちらの表では、直近11ヶ月間の口コミにおいて、「接客」「サービス」「シチュエーション」「店内」に関連するキーワードに焦点を当て、それぞれのキーワードがポジティブな文脈で使用される割合(ポジティブ率)の違いを調査しています。
< カテゴリ:接客 >
「ワンカルビ」「叙々苑」では接客に関するキーワードのポジティブ率が高くなっています。「ワンカルビ」では「接客」「スタッフ」、「叙々苑」では「対応」のポジティブ率が特に高く、ユーザーの満足度が高いといえます。
< カテゴリ:店内 >
多くのブランドに共通してキーワード「テーブル」のポジティブ率が低くなっています。実際の口コミではテーブルや備品の衛生面に不満の声が多く集まっていました。一方で「焼肉ライク」「情熱ホルモン」では80%超えの高スコアとなっています。
キーワード「タン」「ご飯」「ドリンク」のポジティブ率はブランド間の差が大きい
こちらの表では、直近11ヶ月間の口コミにおいて、「オペレーション」「商品」に関連するキーワードに焦点を当て、ポジティブ率の違いを調査しています。
< カテゴリ:オペレーション >
オペレーションに関するキーワードはポジティブ率が50%以下のブランドが多くなっていますが、その中でも「焼肉ライク」の「タブレット」にはポジティブな口コミが集まっています。
< カテゴリ:商品 >
キーワード「カルビ」「価格」は総じてポジティブ率が高い一方、タン」や「ご飯」「ドリンク」のポジティブ率はブランド間の差が大きく、ユーザーにとって評価が分かれやすいポイントであるといえます。
それぞれのキーワードにおいて、「何が」「どのように」ユーザーの不満となっているかをさらに詳しく分析することで、顧客満足度の向上のヒントが得られます。詳細な分析を希望される場合は、弊社までお問合せください。
本レポートに関するお問い合わせ:kcom_report_request@mov.am
調査の概要
口コミ分析対象期間:2023年8月1日 〜 2024年6月30日
対象サイト:Googleマップ
口コミ取得数:44,847件