「今後行きたい旅行先」日本が11市場でトップに、JNTO調査 ほか:インバウンド情報まとめ 【2024年2月】
レポート概要
公開日時 | 2024年2月26日 |
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業種 | 飲食店 小売 宿泊 娯楽 サービス 医療 美容 |
ジャンル | インバウンド インバウンドまとめ |
本レポートでは、2024年1月〜2月のインバウンドに関する「政府&自治体などの取り組み」「各国の出入国の動向」など、インバウンド対策に役立つニュースをまとめてお届けします。
※ 各トピックの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
目次
この資料でこんなことが分かります
2024春節 訪日客に人気の都道府県ランキング!1位は?
「今後行きたい旅行先」日本が11市場でトップに:JNTO調査
2023年の外国人宿泊数は1億人泊超え、ほぼコロナ禍前水準に回復
ここからは、レポートのダイジェストをお届けします。
今年のトレンドは?2024年春節特集
中華圏に人気の日本の観光スポットランキング 口コミから徹底予想!
日本の人気の観光スポットに寄せられた約3.1万件の口コミを元に、訪日ラボ独自の「「中華圏」(台湾・香港・中国)に人気の日本の観光スポットランキング」を発表しました。
このランキングから
圧倒的1位は「USJ」であること
中華圏のインバウンドには地方が人気であること
が分かりました。
2024春節 訪日客に人気の都道府県ランキング!1位は?
株式会社KKDAY JAPANが、アジアで使われている体験予約サイト「KKday」の春節期間の予約データをもとにまとめた、「2024年の春節(旧正月)期間でインバウンドに人気の日本の都道府県ランキング」を紹介します。
このランキングから
圧倒的1位は「〇〇〇」であること
南国のインバウンドには「〇〇〇」が人気
ということが分かりました。
知っておきたい!インバウンドニュース
「今後行きたい旅行先」日本が11市場でトップに:JNTO調査
日本政府観光局(JNTO)は1月25日、世界22市場を対象に国外旅行・訪日旅行に関するアンケート調査の結果を公表しました。
調査で「今後行きたい旅行先」の問いに対し、22市場中11市場で日本がトップに選ばれました。
他は米国を1位に選ぶ国が多かったようですが、インド以外の市場において⽇本が上位5位以内となっており、国外旅行先として日本が世界的に注目されていることがわかります。
※なお、「⽇本についての調査である」というバイアスがかからないよう、日本への旅⾏経験等を聴取する前に本項目を聴取したとのことです。
<参照>JNTO:世界22市場を対象とした国外旅行・訪日旅行に関する新たな調査結果を公表!
<関連記事>訪日ラボ:「今後行きたい旅行先」日本が11市場でトップに:JNTO、新たに世界22市場の旅行意向調査を公表
ブッキングドットコム「アジアが注目する旅行先」日本が3〜10位を独占
ブッキング・ドットコムは1月22日、アジア太平洋地域の旅行者が注目する最新の旅行先(海外)10選を発表しました。
この調査によると、1位のスペイン・カマリーニャス(ガリシア州)、2位のアメリカ・メキシコ(ミズーリ州)に続いて、大分県日田市や静岡県富士宮市、佐賀県嬉野市、大阪府東大阪市、沖縄県宜野湾市など、日本の観光地が3〜10位を独占したことがわかりました。
エリアに注目すると、特に九州地方の都市がランキングを大きく占めていることがわかります。
九州地方は、今後さらに注目度が高まることが期待されます。
※今回の調査の対象や期間は以下の通りです。
対象国:オーストラリア、ニュージーランド、中国、香港、インド、日本、シンガポール、韓国、台湾、タイ、ベトナム
検索期間:2023年1月1日~2023年9月30日、チェックイン期間:2023年1月1日~2023年12月31日
<参照>Booking.com Japan K.K.:ブッキング・ドットコム、アジア太平洋地域の旅行者が注目する最新の旅行先(海外)10選を発表
<関連記事>訪日ラボ:ブッキングドットコムが選ぶ「アジアが注目する旅行先」日本が3〜10位を独占:大分県日田市、静岡県富士宮市ほか
ポケモン社、インドネシアの観光振興めざすプロジェクトを発表
1月11日、株式会社ポケモンはインドネシアの観光振興を目的とした新しいプロジェクト「Pikachu’s Indonesia Journey」の概要を発表しました。
同プロジェクトは、インドネシアの観光産業を盛り上げることを目的としたもので、ピカチュウがインドネシア各地を巡り、地域の魅力を伝える活動を展開していくということです。
2024年2月にガルーダ・インドネシア航空による「ピカチュウジェット」が就航予定のほか、3月以降にはバリ島などといったインドネシア国内の複数都市で大型イベントが開催される予定です。
<参照>株式会社ポケモン:インドネシアにて『Pikachu’s Indonesia Journey』プロジェクト発表
<関連記事>訪日ラボ:ポケモン社、インドネシアの観光振興めざす「Pikachu’s Indonesia Journey(ピカチュウ・インドネシア・ジャーニー)」プロジェクトを発表
観光庁「オーバーツーリズムの未然防止・抑制」支援事業開始
観光庁は1月23日〜24日、オーバーツーリズムへの対策を行う取り組みを支援する事業「オーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業」の説明会を実施しました。
その後、1月25日から2月15日にかけて公募が行われました。
現在、多くの観光地がかつてのにぎわいを取り戻す一方で、オーバーツーリズムによる様々な課題が生じている状況です。
この対策の一つとして観光庁が本事業を通じて、「観光客の受け入れと住民の生活の質の確保を両立」へ向けて、持続可能な観光地域づくりを実現するための総合的な支援を行うとのことです。
<参照>観光庁:「オーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業」の公募を開始します【2/15 公募受付終了】
<関連記事>訪日ラボ:観光庁「オーバーツーリズムの未然防止・抑制」支援事業開始:対象・申し込み方法などまとめ
ここに注目!インバウンド関連データ
2023年の外国人宿泊数は1億人泊超え、ほぼコロナ禍前水準に回復
観光庁は、2023年12月の延べ宿泊者数(第1次速報)を公表しました。
2023年1年間のデータをみると、訪日外国人延べ宿泊者数は1億1,417万5,810人泊※となりました。
コロナ前の2019年は1億1,566万人泊で、2019年水準に迫る数値となっています。
※2023年1〜12月の数値を合算して算出。2023年12月は第1次速報値であることから、2月29日公表予定の第2次速報値で変更となる可能性があります。
<参照>観光庁:宿泊旅行統計調査
<関連記事>訪日ラボ:2023年の外国人宿泊数は1億人泊超え、ほぼコロナ禍前水準に回復【観光庁 宿泊旅行統計 2023年11月・12月】
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