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【ペッパーランチ / ステーキ宮 / やっぱりステーキ / ステーキのあさくま】お手頃価格でサービス豊富なステーキレストラン、口コミ分析からみえてきたオペレーションへの不満

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レポート概要

公開日時2023年11月7日
業種
飲食店
ジャンル
業界別調査レポート

今回は、ステーキレストラン4ブランド(ペッパーランチ / ステーキ宮 / やっぱりステーキ / ステーキのあさくま)に寄せられた約3.8万件の口コミを調査、比較検証をしました。

この調査では

  • 口コミ数が多いのはステーキ宮、平均評価が高いのはやっぱりステーキである

  • 「価格」「サラダバー」「スープバー」に関する言及が多い結果となった

  • ステーキレストラン4ブランドに共通している課題点が明らかになった

ことをお伝えします。

【週刊MEOレポート】では口コミを横断して分析することで見えてくる「新しい発見」をご提案します。詳細は資料ダウンロードにてご確認ください。

目次

    今回の調査対象

    External kutikomi WeeklyReport 202311 steakresutaurants (1)

    本レポートでは、ステーキレストラン4ブランド

    • ペッパーランチ(株式会社ホットパレット)

    • ステーキ宮(株式会社アトム)

    • やっぱりステーキ(株式会社ディーズプランニング)

    • ステーキのあさくま(株式会社あさくま)

    の全465店舗に寄せられた口コミ(総数38,062件)を分析しました。

    口コミ数と評価の関係は…

    External kutikomi WeeklyReport 202311 steakresutaurants (2)

    各ブランド1店舗あたりの“口コミ数”と“平均評価”を散布図で表しました。4ブランドそれぞれの平均評価は3.5~3.9の狭い範囲に収まっていますが、口コミ数はブランド間で大きな差が出る結果となりました。口コミ数が多く、平均評価が高い“グループA”の口コミ施策に顧客満足度向上のヒントがありそうです。

    レポートでは、その他の分析内容に関しても掲載しています。詳細は資料ダウンロードにてご確認ください。

    やっぱりステーキの口コミで多用されるワードを分析してみると…

    口コミコムの独自AIでは、口コミ内の特定の「キーワード」が利用された文脈(ポジティブ / ネガティブ)を判定します。さらに、口コミから顧客満足度(QSCAスコア)を算出します。口コミを可視化することで、自店舗の強み / 弱みや競合との差別化ポイントの把握に繋がります。 今回は、このAI解析を用いて【やっぱりステーキ】のQSCA・ポジ / ネガキーワードを確認しました。

    External kutikomi WeeklyReport 202311 steakresutaurants (3)

    QSCAは“品質”・“接客”で高スコアとなりました。ポジティブな口コミでは、価格が「リーズナブル」「コスパ」が良いことや、ライス・スープ・サラダがおかわり「自由」であること、ソース・ドレッシングの「種類」が豊富であること、ライスは「黒米」を選択できることに言及するものが多くみられました。一方ネガティブな口コミでは、「テーブル」の衛生面や、料理が提供されるまでの「時間」の長さに不満の声が見られました。 レポートでは、他3ブランドについても同様に分析しています。ダウンロードして、是非ご確認ください。

    各ブランドを共通キーワードで比較してみると...

    口コミコムを利用すると、自店舗や競合店舗に寄せられた口コミを「キーワード」で横断的に分析できます。口コミから自店舗の強み / 弱みを知ることで、競合との差別化ポイントや店舗運営の改善点のヒントが見えてきます。

    External kutikomi WeeklyReport 202311 steakresutaurants (4)

    “メニュー”・“価格”に関するキーワードを分析しました。

    キーワード「ご飯」「ライス」に注目すると、ペッパーランチでネガティブ率が高くなっていることが分かります。実際の口コミでも「ご飯」の品質に対する不満の声が集まっており、顧客満足度改善の余地がある要素であるといえます。→より詳細な口コミ分析については口コミコムまでお問い合わせください。

    キーワード「デザート」に注目すると、ステーキのあさくまで言及率・ポジティブ率ともに高くなっています。「デザート」の種類の豊富さや「食べ放題」であることがユーザーの評価につながっているようです。

    “価格”に関するキーワードに注目すると、やっぱりステーキで言及率・ポジティブ率ともに高くなっており、コストパフォーマンスの高さにおけるユーザーの満足度が高いといえます。

    レポートでは、“接客”・“サービス”・“オペレーション”・“店内”に関するキーワードについても分析しています。詳細は資料ダウンロードにてご確認ください。