【オリジン東秀 / ほっともっと / ほっかほっか亭 / 本家かまどや】「ボリューム」と「低価格」で人気の弁当チェーン ユーザーの不満は〇〇〇に集中!?
レポート概要
公開日時 | 2023年9月7日 |
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業種 | 飲食店 |
ジャンル | 業界別調査レポート |
今回は、弁当チェーン4ブランド(オリジン東秀 / ほっともっと / ほっかほっか亭 / 本家かまどや)に寄せられた約8千件の口コミを調査、比較検証をしました。
この調査では
もっとも多くの口コミを獲得しているのはほっともっとである
4ブランドすべてで言及が多かったワードは「ボリューム」と「値段」である
「レジ」にはネガティブな口コミが集まっており業界全体の課題と言える
ことをお伝えします。
【週刊MEOレポート】では口コミを横断して分析することで見えてくる「新しい発見」をご提案します。詳細は資料ダウンロードにてご確認ください。
目次
今回の調査対象
本レポートでは、弁当チェーン4ブランド
オリジン弁当/キッチンオリジン(オリジン東秀株式会社)
ほっともっと(株式会社プレナス)
ほっかほっか亭(株式会社ハークスクレイ)
本家かまどや(株式会社本家かまどや)
の東京都・大阪府内全717店舗に寄せられた口コミ(総数8,668件)を分析しました。
口コミ数と評価の関係は…
各ブランド1店舗あたりの“口コミ数”と“平均評価”を散布図で表しました。4ブランドそれぞれの平均評価は3.4~3.7の狭い範囲に収まっていますが、1店舗あたりの口コミ数には大きな差が出る結果となりました。
レポートでは、その他の分析内容に関しても掲載しています。詳細は資料ダウンロードにてご確認ください。
ほっともっとの口コミで多用されるワードを分析してみると...
口コミコムの独自AIでは、口コミ内の特定の「キーワード」が利用された文脈(ポジティブ / ネガティブ)を判定します。さらに、口コミから顧客満足度(QSCAスコア)を算出します。口コミを可視化することで、自店舗の強み / 弱みや競合との差別化ポイントの把握に繋がります。 今回は、このAI解析を用いて【ほっともっと】のQSCA・ポジ / ネガキーワードを確認しました。
QSCAは“雰囲気”で高スコアとなりました。ポジティブな口コミでは、「ボリューム」の多さや「価格」のお手頃さ、「駐車場」に言及する声が多く見られました。メニューの中では「のり弁」「フライ」「チキン南蛮」が上位にランクインする結果となりました。一方ネガティブな口コミでは、店員の接客「態度」や、ネット予約後の商品「受け取り」に不満の声が多く集まりました。 レポートでは、他3ブランドについても同様に分析しています。ダウンロードして、是非ご確認ください。
各ブランドを共通キーワードで比較してみると...
口コミコムを利用すると、自店舗や競合店舗に寄せられた口コミを「キーワード」で横断的に分析できます。口コミから自店舗の強み / 弱みを知ることで、競合との差別化ポイントや店舗運営の改善点のヒントが見えてきます。
“値段”・”施設設備”に関するキーワードを分析しました。
キーワード「値段」に注目すると、4ブランドに共通して言及率が高いことが分かります。弁当チェーンを利用するユーザーにとって「値段」が重要な指標になっていると言えます。
キーワード「駐車」に注目すると、ほっともっととほっかほっか亭で言及率・ポジティブ率が高くなっています。これら2ブランドでは「駐車場」があることがユーザー獲得につながっていると言えます。
キーワード「レジ」に注目すると、4ブランドに共通してネガティブ率がかなり高くなっており、業界全体の課題と言えそうです。「セルフレジ」を導入しているオリジン東秀では言及率・ネガティブ率が高くなっており、詳細な口コミ分析によるオペレーション改善が必要であると言えます。
レポートでは、“商品”・サービス”に関するキーワードについても分析しています。詳細は資料ダウンロードにてご確認ください。