「しまむら」ブーム後の口コミどうなった? 系列3ブランド全店舗約40万件の口コミを徹底分析! しまむら / アベイル / シャンブル
レポート概要
公開日時 | 2023年5月8日 |
---|---|
業種 | 小売 |
ジャンル | 業界別調査レポート |
今回は、しまむら系列3ブランド(しまむら / アベイル / シャンブル)の全店舗1846店舗を抽出し、各店舗に寄せられた口コミ約40万件を分析しました。
このレポートから
「しまむら」は口コミ数が多く、「シャンブル」は評価が高い傾向にあること
キャラクターとのコラボ戦略が支持されていたこと
メンズファッションや紳士服へのニーズがあること
などが分かりました。
この週刊MEOレポートでは口コミを横断して分析することで見えてくる「新しい発見」をご提案します。詳細は資料ダウンロードにてご確認ください。
目次
今回の調査対象
本レポートでは、3ブランド(しまむら / アベイル / シャンブル)の全店舗1846店舗に寄せられた口コミ(総数399,002件)を分析しました。
口コミ投稿数の推移を見てみると...
しまむら全体の口コミ数は、2017年に急激に増加しました。右肩上がりの傾向は2019年まで続き、同年の口コミ数は過去最多の78,235件となりました。2020年はコロナ禍の影響で口コミ数が減少したものの、2021年以降やや盛り返す傾向を見せています。
”口コミ投稿件数”と”評価の平均”を見てみると…
各店舗の”口コミ数”と”評価の平均”を散布図で表しました。ブランドごとに特徴が現れました。しまむらでは口コミ投稿数の平均を上回る店舗が多く見られ(①)、シャンブルでは評価の平均を上回る店舗が多く見られました。(②)
「キーワード」を分析(口コミコムを利用したポジティブ / ネガティブワード)
口コミコム を利用すると、Googleマップや食べログなどに投稿されるすべての口コミを自動でAI解析できます。一例としては、各サイトに投稿された口コミがポジティブなのかネガティブなのか、文脈から判定し自動でスコアリングできます。
それらのAI解析を用いた分析例として「しまむら」の頻出ポジネガキーワードを確認しました。
QSCAは“清潔感”が高評価でした。商品が「豊富」で「リーズナブル」な「価格」で手に入ること、駐車場が広く利用しやすいといった点が高く評価されていました。一方、「レジ」周りの接客、「メンズ」の「サイズ」が少ないといった点にネガティブな口コミが寄せられていました。婦人服で有名なブランドですが、メンズ服へのニーズが口コミからうかがえました。
レポートでは、「アベイル」「シャンブル」についても同様に分析しております。ダウンロードして、是非ご覧ください。
「キーワード」を軸に店舗の種別で比較(口コミコムを利用したキーワード分析)
口コミコム を利用することで、口コミ内のキーワードの投稿回数だけでなく、そのキーワードが利用された文脈をAIが判定して、口コミを傾向として見ることができます。
“顧客体験”、“設備”に関するキーワードを分析すると、各ブランドで特徴が分かれました。キャラクターとの「コラボ」などで「おしゃれ」な雰囲気がある部分などが、支持されていました。新しいブランドイメージが定着していることが、これらのキーワードからわかりました。また、アベイルなどの他ブランドとしまむらが並んでいること、「店舗」や「駐車場」が広いことなどが高く評価されていることも明らかになりました。
レポートでは、「商品」「価格」「接客」に関するキーワードについても分析しております。是非ダウンロードして、ご覧ください。