コロナ水際対策終了へ / 大阪に日本初のカジノ誕生へ:インバウンド情報まとめ 【2023年3・4月】
レポート概要
公開日時 | 2023年4月28日 |
---|---|
業種 | 飲食店 小売 宿泊 娯楽 サービス 医療 美容 |
ジャンル | インバウンド インバウンドまとめ |
本レポートでは、2022年3月〜4月のインバウンドに関する「政府&自治体などの取り組み」「各国の出入国の動向」など、インバウンド対策に役立つニュースを時系列にまとめお届けします。
※ 各トピックの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
目次
ここからは、レポートのダイジェストをお届けします。
コロナ水際対策、前倒しで終了か GWの海外旅行需要に合わせ
外務省は4月3日、新型コロナウイルスの水際対策を5月8日で終了すると発表しました。しかし、大型連休で海外旅行が増えるのを見据え、4月28日までに前倒しする方向で調整に入っています(4月27日現在)。
現在入国者には「陰性」または「3回以上のワクチン接種」の証明が求められていますが、5月8日から新型コロナウイルスが感染症法上の「5類」に移行されることに伴い、これらの対応も終了となります。
水際対策が完全に終了することで、訪日客の増加やインバウンド市場の更なる回復が見込まれます。
一方、新型コロナウイルスの変異株や新たな感染症の流入を検知するため、発熱者などから任意で検体を接種し、ゲノム解析を行う「感染症ゲノムサーベイランス(仮称)」が開始されます。このシステムは成田や羽田など5つの空港で実施される予定です。
<参照>
外務省海外安全ページ:今後の水際措置について(2023年4月5日以降順次適用)
日本経済新聞:コロナ水際対策、28日まで 5月8日から前倒し調整
日本初カジノは大阪に、整備計画認定
政府は4月14日に開催されたIR推進本部で、大阪府・市の統合型リゾート施設(IR)の整備計画を認定しました。 大阪府と市は人工島「夢洲」で2029年の開業を目指しており、開業されれば日本で初めてのカジノが併設された施設となります。
カジノ運営により大きな経済効果が見込まれ、整備計画によれば年間の来場者は2,000万人、年間売り上げは5,200億円を予定しています。
アメリカカジノ運営大手のMGMリゾーツインターナショナルとオリックスなどが出資し、リゾート施設の運営を行います。初期投資額は1兆円超となる見込みで、東京オリンピックに匹敵する巨大事業となりそうです。
<参照>首相官邸:第9回 特定複合観光施設区域整備推進本部 会合議事次第
ーーーーーー
その他にも、レポートでは
知っておきたい!インバウンドニュース
インバウンド関連データ
訪日ラボ 注目記事&レポート特集
など、インバウンドに関する情報をまとめています。
最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください!