自転車屋の口コミ調査:高評価口コミ獲得のポイントは”接客”【週刊MEOレポート】
レポート概要
公開日時 | 2023年1月19日 |
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業種 | 小売 |
ジャンル | 業界別調査レポート |
今回は、自転車屋4ブランド(サイクルベースあさひ / イオンバイク / セオサイクル / ダイワサイクル)に寄せられた約6,600件の口コミを調査し、4ブランドの比較検証を行いました。
この調査から
2022年にはダイワサイクルの口コミ投稿数が急増したこと
サイクルベースあさひは、”購入”に関連する口コミにポジティブな傾向が見られたこと
「接客」にポジティブな口コミを集めたブランドは、口コミ数や評価平均の水準が高いこと
がわかりました。
【週刊MEOレポート】では口コミを横断して分析することで見えてくる「新しい発見」をご提案します。詳細は資料ダウンロードにてご確認ください。
目次
今回の調査対象
今回は、自転車屋4ブランド(サイクルベースあさひ / イオンバイク / セオサイクル / ダイワサイクル)の口コミ(総数6,633件)を分析しました。
口コミ投稿数の推移を見てみると...
2022年の口コミ数は、前年比3.5倍と顕著な増加を見せています。ブランド別に内訳を見ると、4ブランドとも投稿数は増加傾向にあることが分かります。中でもダイワサイクルの2022年の口コミ数は、前年比10倍近くに急増しました。
2023年の口コミ投稿数に注目すると共に、口コミ対策が急務となりそうです。
店舗ごとの口コミ投稿件数と評価平均の分布は?
各店舗の”口コミ投稿件数”と”評価の平均”を散布図で表しました。サイクルベースあさひとダイワサイクルは口コミ投稿数が50件を超えている店舗が多く、評価平均も高いです。一方、イオンバイクとセオサイクルは投稿数が50件以下の店舗が大半を占めており、店舗により評価平均のばらつきが大きい特徴があります。
レポートでは、その他の分析内容に関しても掲載しています。詳細は資料ダウンロードにてご確認ください。
サイクルベースあさひの口コミで多用されるワードを分析してみると...
口コミコムの独自AIでは、口コミ内の特定の「キーワード」が利用された文脈(ポジティブ / ネガティブ)を判定します。さらに、口コミから顧客満足度(QSCAスコア)を算出します。これらにより、口コミを可視化し、その傾向を把握できるようになります。
サイクルベースあさひのQSCAは概ね平均的でした。
「試乗」「値段」「子供」用自転車など、”購入”に関連する口コミにはポジティブな傾向が見られました。多少費用が高くても、あさひで購入したいという声が寄せられたのも特徴的です。
一方、「パンク」「ブレーキ」など「修理」に関連する口コミには、ネガティブな傾向が見られました。
レポートでは、他の3ブランドについても同様に分析しています。ダウンロードして、是非ご確認ください。
各ブランドを共通キーワードで比較してみると...
口コミコムを利用すると、自店舗や競合店舗に寄せられた口コミを「キーワード」で横断的に分析できます。口コミから自店舗の強み / 弱みを知ることで、競合との差別化ポイントや店舗運営の改善点のヒントが見えてきます。
”接客”に関するキーワードを分析すると、セオサイクルは「店長」に関してポジティブな口コミが寄せられました。「対応」「説明」など「接客」にポジティブな口コミを集めた2ブランドは、年間口コミ数や評価平均の水準も高く、”接客”が口コミ対策の重要なポイントになると考えられます。
レポートでは、"店舗""自転車""サービス"に関するキーワードについても分析しています。詳細は、資料ダウンロードにてご確認ください。