Twitterは、2022年11月にリリースした新サービス”Twitter Blue”の日本での提供を開始しました。

Twitter Blueは、Twitter内の有料制サブスクリプションサービスで、無料アカウントにはない”青色のチェックマーク”表示や”ツイート編集”などの機能を利用できます。

この記事では、Twitter Blueの利用料金や機能、登録時の注意点を紹介します。


Twitter Blueとは

Twitter Blueとは、2022年11月にリリースされた、Twitterの新しい有料月額制サービスです。

Twitter社は、”Twitter Blueは、利用者がアプリを独自にカスタマイズし、よりクリエイティブなコンテンツを作成できる、新しい月単位のサブスクリプション”としています。

これまで米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、英国で提供されており、アジア圏では日本が初のリリースとなります。

Twitter Blueの利用料金:iOS経由/Webサイト経由で料金が異なる

Twitter Blueの値段は、国や登録環境により異なります。

iOSアプリでの価格(月額)Webサイトでの価格(月額)
日本

1,380円

980円

米国11.00米ドル8.00米ドル
英国11.00英ポンド8.00英ポンド
カナダ15.00カナダドル10.00カナダドル
オーストラリア19.00オーストラリアドル13.00オーストラリアドル
ニュージーランド19.00ニュージーランドドル13.00ニュージーランドドル

ウェブからの登録とiOSアプリからのでは利用料金が異なります。つまり、Webサイト経由で登録した方が、利用料金が安くなります。

現在、Androidアプリからの登録はできませんが、近日中に利用できるようになるとのことです。

利用登録が完了すると、すぐに下記の機能を利用できます。

Twitter Blueの機能:ツイートの取り消し・編集も可能に

Twitter Blueには、以下をはじめとしたさまざまな機能が利用できます。

  • ブックマークフォルダ

  • カスタムアプリアイコン

  • テーマ

  • カスタムナビゲーション

  • 話題の記事

  • リーダー

  • ツイートの取り消し / 編集

  • 会話での優先順位付け

  • 長尺の動画のアップロード(Webからは最大60分 / iOS・Androidは最大10分)

  • 青色のチェックマークの追加

無料アカウントと大きく違う点は、最大60分までの長尺動画(無料アカウントでは140秒まで)がアップロードできる点です。また、ブックマークフォルダの利用やカスタムナビゲーションの作成など、アカウントを自分好みにカスタムすることができます。ツイートの取り消し(注:投稿までのタイムラグを設定できる”プレビュー”機能)や編集機能の利用も可能です。

また今後、表示される広告が半減したり、返信や@ツイート、検索などで優先的に表示されるといった機能も追加予定となっています。

Twitter Blue 登録時の注意点:青色バッジの反映に時間がかかるケースも

従来なかった便利な機能が満載のTwitter Blueですが、登録の際には注意点もあります。

まず、登録には”作成後90日以上経過したTwitterアカウント””電話番号の認証”などの基準を満たす必要があります。Twitterは、これら2点の資格基準の目的を”プラットフォームの信頼性のため”としています。

また、利用登録後にはアカウントの審査があり、この審査が終わるまで青色のチェックマークは表示されません。バッジの反映に時間がかかるケースがあることを覚えておくと良いでしょう。

なお、審査期間中にプロフィール画像、表示名、またはユーザー名を変更することは禁止されています。登録後「青色バッジがすぐに表示されない」と慌て、むやみに情報を変更しないよう注意が必要です。



<参照>

Twitterヘルプセンター:Twitter Blueについて

Twitterヘルプセンター:Twitter Blueの使用方法