米メタ社が提供する、新SNS「Threads(スレッズ)」のユーザー数が1億に達しました。

最近ではChatGPTが2か月で1億ユーザーに達したことが話題となっていましたが、Threadsはアプリ提供開始からわずか5日での達成となりました。

そこで今回は、1億ユーザーを突破するまでにかかった期間を他の主要SNSとも比較し、図解してみました。


Threads、公開から5日でユーザー数1億突破、競合Twitterは5年5か月

ThreadsはInstagramと連携して使用する短文投稿アプリで、7月6日に提供が開始されました。ThreadsはテキストベースのSNSであり、Twitterと似た機能を持つこともあって注目が集まっています。

公開以降ユーザー数が増え続け、わずか5日ほどで1億ユーザー突破となりました。メタのマーク・ザッカーバーグCEOは10日、「登録者数が1億に到達した」と投稿し、予想を上回る反響に「信じられない」とコメントしています。

メタのマーク・ザッカーバーグCEOは10日、「登録者数が1億人に到達した」と投稿した

▲メタのマーク・ザッカーバーグCEOは10日、「登録者数が1億人に到達した」と投稿した

参照:Threads Mark Zuckerberg氏のアカウントより



これは他の主要SNS等と比較しても突出した記録です。グラフにしてみると、その差は一目瞭然となっています。

▲主要アプリが1億ユーザーに達するまでにかかった期間:口コミラボ作成

▲主要アプリが1億ユーザーに達するまでにかかった期間:編集部作成


例えばThreadsの競合Twitterでは1億ユーザー達成までに5年5か月かかっており、Threadsと同じメタ社が運営するInstagramやFacebookも、それぞれ2年6か月、4年6か月を要しました。SNS以外だと、2か月で1億ユーザーを突破した生成AI「ChatGPT」は、その勢いが他の主要ウェブサービスと比較しても抜きん出ていると話題になっていましたが、Threadsの5日はそれを遥かにしのぐ数字です。


今後Threadsがこのまま勢いを増し、Twitterの代替アプリとして利用されていくのかが注目されます。

<参照>

Reuters:ChatGPT sets record for fastest-growing user base - analyst note

The New York Times:Twitter Reaches 100 Million Active Users

Twitter, Dave Morin: We just hit 100,000,000 Facebook users!!!